こんにちは。教員+3人ワンオペママのyokoです。
今日は、寝る前に5分で読めるおすすめ絵本をご紹介します。
ママは仕事でへとへと。でも、子どもたちに「読んで読んで」と寝る前に絵本を持ってこられることってよくありますよね。我が家も寝る前の絵本は入眠儀式のようなもので、読むことをさぼろうとすると、子どもたちのイライラが爆発し、入眠どころではなくなります。
ママの体が疲れているときに、読むのに15分もかかるような大作を持ってこられると「ヒェ~!!かんべんして~!!」となります。(余裕のあるときですら、15分の大作は、勇気いりますね。笑)
そんなときにおすすめな、我が家の枕元に常に置いている絵本を紹介します。
おすすめ絵本1「ちっちゃなほわほわかぞく」
「ちっちゃなほわほわかぞく」
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:カース・ウィリアムズ
訳:谷川俊太郎
出版社:童話館出版
「ほわほわかぞくがいたってさ」
「あったかいんだ こたつみたいに」
「ちっちゃいんだって だれよりも」
こどもは外に出て、初めてのものに出会って帰ってきます。
「こどもをねどこにつれてったのは ほわほわとうさん」
「そして てをにぎってやって うたをうたってやったのさ」
幼い人の、どこまでも幸せな生と、それに支えられた世界への好奇心を描きます
ふわっとしたタッチで描かれた絵に癒やされます。一日の終わりにこの本を読めば、子どもたちだけでなく、大人も温かい気持ちになって、眠りにつくことができます。
谷川俊太郎さんの訳も、絵本のイメージにピッタリで、どんどん物語にすいこまれていきます。普段あまりつかわない「ほわほわ」「ざわざわ」という言葉が、忙しい日常からほわほわ家族のいるやさしい森へつれていってくれます。
新しいものを発見する喜び、家族のあたたかさ、生きることの幸せを感じさせてくれる1冊です。
おすすめ絵本2「サムはけっしてわすれません」
「サムはけっしてわすれません」
文・絵:イブ・ライス
訳:あきのしょういちろう
出版社:童話館出版
サムは動物園の飼育係。毎日午後3時になると動物たちに食事を届けます。忘れたことなどありません。
でもある日、ぞうくんが「ぼくだけ何ももらってない。」と今にも泣き出しそうです。
涙がこぼれ落ちそうになった時、「わすれただって?」と大きな声が聞こえ、きんいろの干し草であふれるほどのワゴンをひいたサムが現れます。
子どもたちの大好きな動物園をテーマにした絵本です。
主人公サムは、さまざまな動物たちに、彼らの大好きなえさをあげていきます。「おさるさんはバナナ~」「ライオンさんにはお肉やな」と、読んでいる子どもたちも、サムがあげるエサをあっという間に覚えていしました。
そして、サムがいかに動物たちを愛しているか。愛された動物たちも、サムが大好きかが読んでいて伝わってきます。相手が動物であっても、誠実に向き合うサムの姿は、心に響きます。
この絵本を通して、どんなときも誠実に相手と向き合うことの大切さを子どもたちは学んでくれることでしょう。
まとめ
家事、育児、仕事とあわただしい毎日を送るお母さん。そんな母の一生懸命な背中を見て、子どもたちは大きくなっていきます。
仕事でぐったり…絵本読むのもしんどい…
そう感じることも多い毎日ですが、5分だけ、子どもたちと幸せな時間を共に過ごしませんか。この5分間が、子どもたちにとって、どれほど幸せな時間になることでしょう。
5分間の積み重ねが、子どもたちの心を強くし、他者を思いやる心を育む。そう信じながら、毎日眠さと戦いながら、本を読んでいます。
母の努力は必ず報われるときがきます。(そう思わないとやってられませんよね。笑)
みなさん、一緒にがんばりましょう!!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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