仕事ができる人の特徴【新任教員編】

働く

こんにちは。

今日は、「仕事のできる人」について、お話させていただきます。

タイトルでは「新任教員編」としましたが、新任教員だけでなく、わたしがいくつかの職場で出会った「仕事のできる人」の共通点をご紹介します。

教諭であろうが、講師であろうが、そんなことは児童生徒にとって、全く関係がありません。どんな環境、状況下であっても、自分自身の人間力を常に向上していく、努力していくことがとても大切です。

毎日が忙しく、心に余裕のもてない日も多くあります。そんな時こそ、人として、生きていく上で何が大切なのかを考えるようにしたいものですね。

素直である。

大人でも子どもでも、とにかく「素直である」ことが大切です。仕事ができるできないではなく、素直な人は、まわりから愛されます。(かわいがられます。)

特に、新任教員の場合は、まわりの先輩教員から教わる機会が多いです。先輩方は、教師という仕事柄なのか、困っているとアドバイスをしてくれます。(ありがたいことです。)

そのアドバイスは、自分にとって有益なものもあれば、必要のないと感じるものもあるでしょう。有益なものであれば、「なるほど~」と聞くことができますが、必要のないものであれば、あなたならどうしますか?

思わず顔に出てしまいませんか?

「今、忙しいのになぁ…」と。

でも、仕事のできる人はちがいます。いつも感謝の心を忘れず、どんな話にも「なるほど」とうなづいて聞いています。先輩教員は、「あなたのため」を思って話してくださっています。相手に対して、感謝の心を持つことができれば、自然と相手の話を素直に聞くことができるようになります。

素直な人は、慕われます。この「慕われる」ことが大切なのです。自分が困っているときに、まわりの先生が助けてあげようと思ってくれるかどうか。普段からあなたが慕われていれば、困ったときに必ず助けてくれる人が現れます。

学校現場は、自分ひとりではどうすることもできない課題が山程あります。自分が困っているときに、まわりから見てみぬふりをされることほど、つらいことはありません。

常に、「いつもありがとうございます」という素直な心を持って、仕事に取り組んでいる先生は、不思議と応援したくなります。

謙虚である。

新任教員だけでなく、ベテランの先生方でも、常に相手から「学ぶ」という姿勢を持っている先生は、一緒に働いていて、尊敬できます。

子どもたちの意見に対しても、大人目線でなく、子どもたちと同じ目線に立ち、「なるほど。教えてくれてありがとう」と言えるかどうかで、子どもたちからの信頼関係は大きく変わってきます。

大人に対しても、子どもに対しても、素直に心から「ありがとうございます」が言える先生は、保護者との信頼関係もしっかりと構築できているように思います。

わたしの祖母がよく言っていました。

「誰に対しても、どんな時でも、ありがとうございますと言いいなさい。特に、年上の方には、いつでも、ありがとうございますって言いいなさいね」と。

自分が席をはずしていて、他の先生が自分宛の電話の対応してくれて、メモを残してくれていたという些細な場面でも、必ず「電話を受けていただいて、ありがとうございます」と、対応してくださった先生に直接言いましょう。

どんなことでもやってもらって当たり前ということはありません。

新任教員だった頃、こんな電話が保護者からありました。

「地震が起きたのに、中学校はなんで部活動の練習を切り上げて、生徒を下校させないのか?学校は安全なのか?」と。

地震といっても、大きなものではなかったため、部活動の練習はそのまま続けられていたのです。

わたしは、その電話を受けたときに、「学校は避難場所にも選ばれているのだから、家に帰るよりも、学校にいた方が安全では?」と、心の中では思っていました。

でも、このように答えました。

「お母さん、わざわざお電話くださって、ありがとうございます。地震があったら、子どもたちの安否が心配になりますよね。大きな地震ではなかったので、そのまま練習を続けていましたが、心配になる保護者の方もいらっしゃいますよね。お母さんからいただいた電話で、気づきました。ありがとうございます」

このように答えたら、保護者の方も、最初は怒り口調でしたが、

「先生、なにかあるときは、母親は家族と一緒にいたいと思うんよ。だから、うちの子は帰してもらっていいですか」

と、保護者の方も落ち着いて話すことができました。

一言、「ありがとうございます」と入れるだけで、クレームの電話もクレームでなくなることが、その時に初めてわかりました。

謙虚な心=感謝の気持ちを常に持ち、言葉で表すこと

そうすれば、うまくまわっていく気がします。

気づく力がある。

さて、教師の仕事とは何でしょうか。

  1. 授業
  2. 児童生徒指導
  3. 保護者対応
  4. 成績処理
  5. 校務分掌
  6. 登下校指導
  7. 給食指導

などなど。それ以外に仕事が思いつきますか?

思いついたあなたには、気づき力があります。

さぁ、職員室を見渡してください。

  1. 職員室のごみ捨てはだれが行っていますか?
  2. 電話が鳴ったら、だれが取りますか?
  3. 印刷室の紙の補充はだれが行いますか?
  4. 職員室にきた来客の応対はだれが行いますか?
  5. 職員室のそうじはだれがいつしますか?

他にも見えない小さい仕事はたくさんあります。今上げた5つとも行っている先生がいたら、それはかなりの気づき力の持ち主です。

職員室の見えない仕事が見える人は、児童生徒の様子もいち早く察知できる先生が多いです。

他の先生が上の5つの行動を取っていたら、必ず「手伝います」または「変わります」と言いましょう。普通、民間企業であれば、上の5つの仕事は新入社員の仕事です。学校の教員は、下働きというものがほとんどありません。どこの会社も、下積みを経験して一人前になっていきます。

仕事のできないプライドだけが高い先生ほど、この下働きをしようとしません。

逆にいうと、年配であっても、仕事のできる人は、ごみを集めたり、職員室の掃除をみずから気づいて、行っています。

些細なところまで、目配り気配り心配りを心がけましょう。その気配りこそが、学級にも活きてきます。

タイムマネージメントができる。

わたしも新任教員のころは、生徒指導困難校で、毎日8時すぎまで、職員室に残っていました。

1日の学校生活が終わり、部活動、保護者対応、翌日の授業準備…を行うだけで、気づけば夜遅くなっていました。

今考えてみると、もっと効率よく、仕事ができたように思います。集中力さえ高めれば、空き時間の中でたくさんの仕事をこなすことができたにちがいありません。

夜遅くなれば、疲れ切って、心に余裕がなくなり、ネガティブな思考ばかりが頭の中をめぐります。

教師が元気でなければ、生徒たちはついてきません。

長く教師の仕事を続けるためには、オンオフの切り替えが非常に重要になってきます。いつまでも、うまくいかなかったことを引きずるのはよくないとわかっていても、体が疲れていると、心までぐったりしてしまい、ネガティブな思考から離れなくなってしまいます。

そして、ネガティブな思考は、必ずと言っていいほど、あなたの顔に出ています。

とにかく、自分で帰宅時間を早めに設定し、その限られた時間の中で、最大限の集中力とパフォーマンスを発揮することにに焦点をあてましょう。

まわりの先生が残っているから、自分も残って仕事をするというのは大間違いです。とにかく早く帰って、自分を高める時間を作ってください。映画を見てもいい、美味しいものを食べてもいい、習い事にいってみるのもいいですね。

付き合い残業ほど、無意味なものはありません。

学校という閉ざされた空間にいつづけるのではなく、新しい自分と出会えるような場所に出向きましょう。結局は、それが、子どもたちにとっても有益なものとなるのです。

まとめ

まわりの先生方に感謝する心だけは忘れないでください。感謝する心を持ち、きちんとそれを表現すれば、必ず相手には伝わります。

自分の置かれた状況や人間関係に、素直に感謝さえできれば、だいたいのことはうまくまわっていくように思います。

そして、無理やりまわりに合わせることは不要です。あなたの人生に責任を持てるのは、あなたしかいません。

あなた自身が、あなたらしく仕事に向き合うことが何よりも大切です。自分の信念をもち、ぜひ仕事に向き合ってくださいね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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