こんにちは。
仕事が思うように進まなかったり、まわりの人に気を使いすぎたりして疲れることがありませんか。疲れているときに限って、気づけば、キッチンのシンクに洗いかけのお皿が山盛り、子どもたちはけんかして大泣き…。
イライラがピークに達し、「もうこんな生活いやだ」と何度なげいたことか。
間の悪い、流れの悪いときは、必ず頭の中もネガティブな思考に押しつぶされそうになってしまっていることがよくあります。「ネガティブな思考よ、飛んでけー!」と思いつつも、なかなかその思考を手放すことはできないものです。
そんなときに、気持ちを切り替えるためにに、すぐできる10のことをお話したいと思います。イライラやネガティブな気持ちから、解放されますように。
寝る。
ネガティブな思考に押しつぶされそうになるときは、とにかく寝不足なときが多いです。
睡眠不足による、こんな研究結果があります。
睡眠にまつわる新しい研究によれば、一日8時間未満の睡眠は、嫌な気持や不快な記憶が頻繁に思いこされて日常に支障をきたす「侵入的想起」を繰り返す原因になるという。これは、不安障害やうつ病の患者に見られる症状だそう。米・ビンガムトン大学では、ネガティブな考えを経験することが「時々ある」から「多くある」人の睡眠の質を測定。感情を揺さぶるような映像を見せ、目の動きを測定して反応を見た。
すると、睡眠に問題を抱えている人はネガティブな情報から意識をそらすのが難しいと感じ、心に負担を与える出来事や考えに執着してしまうという結果が出たそう。
「この研究の対象になった人は、一つの考えが頭から離れない傾向があります。ネガティブな思考が強めなので、負の刺激から気をそらすのが困難なのです」と、研究者のメレディス・コールズは言う。
「他の人ならネガティブな情報を受け取っても、次に入ってくる情報を受け取れます。ですが、睡眠不足の被験者はネガティブな情報を無視することが難しかったのです」
これは、非常に多くの人に当てはまると思われる。
睡眠が足りている普段であれば、後ろ向きに考えないような内容でも、寝不足の場合は違います。イライラも確実に増しています。
そんなときは、とにかく目をつぶって、寝てしまうことをおすすめします。朝になれば、「あれ、なんで、あんなことで悩んでいたのだろう」と、すっきりして、答えが出せることがよくあります。
とにかく寝てみましょう。
ヨガをする。
ヨガで体をストレッチしてみてください。
体の伸びている箇所に意識を集中するだけで、頭の中の思考がストップすることがよくあります。
また、ヨガは呼吸と共に行います。わたしはいつも、息を吐くときに、心のモヤモヤも体から出ていけ~と思いながら、大きく「はあ~はあ~」と息を吐きます。
意識して息と共にモヤモヤを吐き出したあと、体にストレッチの心地よさを感じると、なんとも頭の中がすっきりしています。
おすすめのヨガ動画はこちら↓↓↓
Mariko先生の声が心地よく、集中できます。ヨガで体をほぐせる上に、「今、この瞬間に集中する」ことができます。また、このb-lifeというチャンネルは、動画に映る景色が美しいです。波の音を聞きながら、ヨガをやってみると、心がより落ち着いていくのが実感できます。
プチプレゼントをする。
仲の良い友だちや、職場でお世話になっている人、ご近所さん…どんな相手でもいいので、プチプレゼントを贈ってみましょう。
プチプレゼントは1,000円程度のもので十分です。
職場近くのパン屋さんで美味しい食パンを買って、ご近所さんにあげたり、自宅近くの和菓子屋さんで、どらやきを買って、職場の同僚にあげたり…。
わざわざデパートまで行って、プレゼントを買うのではなく、いつもの通勤ルートの中にあるお店で買う、「ついで」をおすすめします。プレゼントを買うために、デパートに行くことも楽しいですが、そのためだけにデパートに行くのは案外疲れます。通勤のついでに、プレゼントを買うくらいの気持ちがちょうどいいです。
1,000円程度のものでも、自分が思っている以上に相手が喜んでくれることが多いです。
相手に喜んでもらえると、「次は誰々さんにも買って帰ってあげよう。喜んでくれるかなぁ。」と、相手の喜ぶ顔をイメージして、心がワクワクしてきます。ワクワクする回数が多ければ多いほど、思考は少しずつポジティブに変わっていきます。
感謝をすることを書く。
毎日3つ感謝することを書き留めてみてください。
例えば、
- 秋の風が吹くようになってきて、心地いい。
- 読書しながら、昼寝。最高の休日を過ごせた。
- 美味しいおまんじゅうをもらった。食べるとほっこりした気持ちになった。
と、その日に気づいたことを3つ書留めてみてください。
自分の中の小さな幸せに気づいていくと、日々の生活の中には、自分が気づいていないだけで、意外にもたくさんの幸せがあることに気づきます。
このときに気をつけなければいけないのが、「他の人と比べないこと」です。よそはよそ、うちはうちです。他の人、たとえ家族であっても、だれかと比べる必要はないです。自分の人生を幸せにできるのは自分です。自分の置かれた小さな幸せなに気づくことから始めましょう。
銭湯に行く。
「お風呂に毎日入る人は幸福になる!」
日本銭湯文化協会の理事で、東京都市大学の早坂信哉教授が2014年に著した『たった1℃が体を変える―ほんとうに健康になる入浴法』の一項目にこのような見出しがあります。そこには、毎日湯船に入っている人とそうでない人について健康状態を調査したところ、毎日湯船に入る人のほうがそうでない人(シャワーだけで済ます人も含める)より「主観的健康感」が良好で、かつ「幸福感も明らかに高かった」と書かれていました。
だまされたと思って、一度銭湯に行ってみましょう。
家のお風呂よりも、湯量も多く、温度も一定に保たれています。広いお風呂につかり、体を温めながら、ぼーっと自分を見つめると、心が落ち着いていくのがわかります。
そして、風呂あがりに飲むコーヒー牛乳。
見知らぬ人との挨拶、世間話。
贅沢なものは何ひとつありませんが、そこには古き良き豊かさがあります。
銭湯で汗を流すと、その翌日まで、体がポカポカしていて、心まで温かくなるので、銭湯には不思議な力があるなぁと、通うたびに感じています。
そして何より、銭湯に入ったあとは、よく眠れます。
睡眠の質が向上すれば、頭がスッキリ。さっきまで抱いていたネガティブ思考はどこへやら。心の落ち着きを取り戻すことができます。
まとめ
ネガティブな思考から抜け出せず、つらいと感じることは誰にでも起こることです。
ネガティブ思考から抜け出せないことをもがくのではなく、思考の転換を図ってみることをおすすめします。ストレス社会と言われるこの世の中を快適に過ごすためには、自分が心地よいと感じることを、とにかく実践してみましょう。
あなたの毎日が、心豊かに過ごせることを願っています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
コメント