【教員採用試験必見】場面指導回答例~生徒指導編~

働く

こんにちは、教員+3人ワンオペママのyokoです。

場面指導第3弾。今回は、生徒向けの場面指導について、回答例を書いていきたいと思います。

これまで書いた2つの記事はこちら。

 

授業はもちろんのこと、どんな時もそうですが、

  1. ゆっくり話すこと
  2. シンプルに話すこと
  3. 大事なことは言葉を変えて繰り返すこと

わたしは、この3つのポイントを大切にして、教室で話すようにしています。(授業は、とても早口ですが、理解を深めてもらいたいときほど、ていねいにゆっくり話します。)

いつも書いていますが、場面指導は「あなたの人柄」を面接官に伝えるための試験です。あなたにプレッシャーをかけようと思って、試験を行っているわけではありません。

あなたの良さ、あなたらしさを発揮することに重点を置き、場面指導の練習を行ってください。

「わたしらしさ」がなければ、魅力ある教師とは言えません。誰かのマネをする必要はありません。あなたらしく試験に挑んでくださいね。

登下校の指導

設定:登下校時に歩道に広がって歩いている生徒が多く、困っているという苦情が、地域から寄せられました。このことについて指導してください。
~回答例~
「中学校3年生の教室で、帰りの学活にて指導する」と設定する。

明日の連絡事項はノートに書けましたか?

書けました~!!

先生、早く帰ろう~!!

部活行きたい!

はい。早く部活行きたいんですね。

じゃあ、みなさん、かばんにすべて帰る用意を準備したら、静かに前を向いて、座ってください。

準備バッチリです。

早く、さよならしましょう。

よし。では、みなさん、準備はできたかな。

今日は大切なお話をしてから、さよならしますよ。しっかり聞いてくださいね。

ええ~!!

1学期にも何度かお話したことなんですが。

学校の正門を出て、左にまっすぐ歩いていくと、細い歩道があります。

その細い道、わかりますか?

あ~、あのラーメン屋とパン屋が並んでる前の細い道?

そうです。パン屋さんの前の細い道です。

実は、今日の登校中に、あの細い道を中学生が広がって歩いていて、自転車が通れませんという電話が学校にかかってきました。

みなさんは、友達同士で登校していますよね。友達と横に並んで、話に夢中になっていると、後ろから来た人が通れなくて困っていることに気づかないことがあります。

朝の時間帯は、たくさんの人が仕事に向かっています。

みんなも、朝あわてて、走って学校に来ることがありますよね?

急いでいる時に、目の前の人たちがおしゃべりに夢中になっていて、その道を自分は通りたいのに通れなかったら、どんな気持ちになりますか。

それはイラッとするな。

自分たちは、通行する人の迷惑をかけようと思っているつもりはなくても、相手のことを気づかなかったために、実は迷惑になっているということがよくあります。

登下校は友達と楽しくおしゃべりしたい気持ちもよくわかります。

でも、しっかりとまわりの様子も見ながら、歩いてくださいね。

そこまで、まわりは見てなかったな。

みなさんは、もう最上級生です。

後輩たちが、登下校中に広がって歩いているのが気になったら、そーっと「迷惑かかるよ。まわり見て、歩こうね」と声をかけてあげてください。

気遣いのできるみなさんなら、後輩の指導もしっかりできると思います。

みなさんの行動が、後輩の良いお手本となるよう、頼みますよ。よろしくね。

(うなづく)

先生たちも、登下校中に、地域の方にご迷惑をかけてないか、巡回します。

みなさんも、まわりを意識して、下校してくださいね。

それでは、帰りましょう。

起立。

礼。

さよなら。

はい。さよなら。

まとめ

この「登下校で生徒が広がって、迷惑になっている」という設定は、日常茶飯事にあることです。

生徒数の多い学校であれば、同じ時間帯に、多くの生徒が学校に向かうわけですから、「中学生がじゃまで、通れません」と苦情の電話がくることは、仕方のないことなのかもしれません。

ただ、中学生自身も、通行人のじゃまをしようと思って登下校をしているわけではありません。友達と仲良く横に並んで、話しながら登校していたら、結果的には通行人のじゃまになっていたのではないでしょうか。

登下校だけでなく、常に「まわりを意識する」ということは、子どもたちにとって、大切なことです。

「クラスメートの様子がいつもとちがう」や「クラブの練習に、チームメートが集中できていない感じがする」など、まわりの様子にアンテナをはれるようになることは、社会に出たときにも「気づき力」として役に立つでしょう。

「登下校の指導」だけでなく、生徒を指導するということは、その問題点だけを改善することに焦点を置くのではなく、目の前にいる子どもたちが社会に出たときにどうあるべきかを見通して、指導することが大切です。

「あなたたちの将来のために…」というビジョンを持って、日々の細かい指導に臨めるといいですね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました