【教員採用試験必見!!】教師の資質とは?~総合的な人間力~

働く

こんにちは。教員+3人ワンオペママのyokoです。

先日の続きで、今日は教員の資質について、第3弾「総合的な人間力」について、書きます。

 

よかったら、参考に読んでみてくださいね。

第1弾「教職に対する強い情熱」編 →こちら

第2弾「教育の専門家としての確かな力量」編 →こちら

文部科学省のいう「総合的な人間力」とは?

文部科学省のホームページによると、

平成17年中央教育審議会答申「新しい時代の義務教育を創造する」

① 教職に対する強い情熱
教師の仕事に対する使命感や誇り、子どもに対する愛情や責任感など

② 教育の専門家としての確かな力量
子ども理解力、児童・生徒指導力、集団指導の力、学級づくりの力、学習指導
・授業づくりの力、教材解釈の力など

③ 総合的な人間力
豊かな人間性や社会性、常識と教養、礼儀作法をはじめ対人関係能力、コミュニケーション能力などの人格的資質、教職員全体と同僚として協力していくこと

引用:文部科学省

「総合的な人間力」と言われると、なんだかとても「できる人」のように聞こえますが、社会人として一番必要な資質のことです。

つまり、社会人として最も大切な資質=良好な人間関係を築ける能力ということです。

教員の主な人間関係といえば…

  • 子ども(児童・生徒)
  • 保護者
  • 職場の同僚

職員室の中をよく観察していると、子どもに対して良好な人間関係を築くことができている先生は、保護者に対しても、良好な関係を築いていることが多いです。そして、同僚からも厚い信頼関係を築いている方がほとんどです。では、どんな先生が総合的な人間力を兼ね備えているのでしょうか。

良くない例(保護者編)

学校にこんな苦情の電話がありました。

「先週の土曜日に、家の玄関にたまごが投げつけられていました。防犯カメラを見ると、うちの子の同級生が数名映っていました。謝りに来る必要はないけれど、きちんと学校で指導してください」

防犯カメラにばっちり映っていたそうなので、すぐにその4人を呼び、話を聞いてみると、その1軒だけではなく、ほかの数軒のお家にも投げていることがわかりました。

これは大事だと、すぐに保護者に連絡し、集まっていただき、たまごを投げられたお家の方にも来ていただき、いわるゆ「謝罪の場」を学校で設けました。

迷惑をかけられたにも関わらず、どのお家の方も、子どもたちを諭すようにお話していただき、穏便に「たまご事件」は終わったように見えました。

ところが、その3日後、別の保護者から一本の電話が入るのです。

「うちの家にも、たまごが投げられていたんですけど、学校はご存知ですか」
さあ、困りました。
再度、たまごを投げた生徒たちに聞いても、
「その子の家に投げたかは覚えてない」というのです。
謝罪の場に来てくださったお家は、はっきりと誰の家かわかっていて投げたけど、あと数個は適当に投げたから、「その子の家かどうかなんてわからない」というわけです。
学年主任は、その保護者に電話をしました。
子どもたちは、〇〇さんとことは知らず、たまごを投げたそうなんです。何回聞いても、「わからない」「覚えてない」と言うんです。
電話で内容を聞いた保護者は怒り出します。
うちには謝罪ないんですか?!玄関も汚れて、そうじも大変だったのに、学校の対応おかしくないですか!!
それは怒りますよね。他のお家は謝罪の場を設けてもらっているのに、このお家は電話一本で「生徒はわからないと言ってる」とだけ、言われたわけですから。
「総合的な人間力」を兼ね備えた先生といいわれるには、ほど遠い対応だったかもしれません。
クレームの電話に対して、答えはひとつではありません。どんな内容であったとしても、まず「相手に寄り添う」「相手の立場になって、共に考える」ことが大切になってきます。
このたまご事件の場合は、
  1. 電話を受けた地点で、すぐに家庭訪問する。
  2. 卵の被害の状況を自分の目で見て、確認する。
  3. 保護者の思い(この場合は怒り)を聞き、その場で「申し訳ありません」と生徒の代わりにお詫びする。
この3点をまず押さえていれば、怒りも少し落ち着き、学校にその後の指導を任せてくださったのではないかと思います。
自分のやったことではないのに、謝るなんておかしいと思われるかもしれませんが、生徒にとれば、教員は親がわりのようなものです。代わりに謝るくらいの気持ちは必要なのではないでしょうか。
「電話をかけたら、すぐに飛んできてくれて、話を聞いてくれた」となれば、信頼関係の構築もしやすくなります。まして、クレームの電話をかけてくる保護者は、この件以外にも、今後も対応することが予測されます。
初期段階で、早く丁寧な対応を心がけておくことが、良好な人間関係の構築につながるのです。

まとめ

「総合的な人間力」を兼ね備えている先生は、常に「自分が相手だったら、どうしてもらいたいか」を考え、相手の思いに寄り添っています。
理不尽なクレームを言ってくる保護者もたくさんいます。でも、その内面にあるものは「我が子への愛情」なのです。「我が子には悲しい思いをしてほしくない」という子どもに対する愛なのです。
そこに寄り添うことができれば、時間はかかるかもしれませんが、信頼関係の構築は難しいものではありません。
自分のまわりにいる人(相手)が、自分に対して何を望んでいるのかを考えるようにしてみましょう。
必ず、見えてくるものがありますよ。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。

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